レッドドッグ
レッドドッグ ルールと遊び方
レッドドッグは、とてもシンプルなカードゲームの1つです。
なぜこの名前になったか、またなぜこのような単純なルールになったのかはっきり分かっていません。名前の由来に関してはこのゲームが盛んに行われていたバーに赤毛の犬がいて皆に可愛がられていたからという説があります。
ディーラーが初めに2枚のカードを表向きにして引きます。その2枚のカードそれぞれ数字の間に、次に引いたカードの数字が入るかどうかを予測するゲームです。
このゲームでは、2から10までのカードはその数字がそのままカードの値となります。
ジャックは11、クイーンは12、キングは13、エースは14として数えます。
使用するカードは1組52枚でジョーカーは使いません。
遊び方
- ベッティングボックスのBET部分に賭け金を置く
- ディーラーが2枚のカードを表向きに引く
2枚のカードの状態によって以下のように呼びます。
●2枚のカードの数字が隣り合う場合(コンセクティブハンド)
9と8のように2枚のカードの数字が隣り合う場合、3枚目にどのカードを引いても最初の2枚の間に入る事はないので、3枚目のカードは配られずにその場で引き分けとなり賭け金はそのまま戻されます。
●2枚のカードの数字が同じ場合(ペアハンド)
2枚のカードの数字が同じ場合、ディーラーはすぐ3枚目のカードを引き、もしも3枚目も同じ数字ならば全プレイヤーの勝ちとなります。これを「レッドドッグ」と呼びます。
もし3枚目のカードの数字が最初の2枚と違う場合は引き分けになり掛け金はそのまま戻されます。
●2枚のカードの数字が異なり、隣り合っていない場合(スプレッドハンド)
2枚のカードの数字の間に入る数字の数を付けて「スプレッド ○」と呼びます。
例えば2枚のカードが2と4だった場合は3だけが間に入るので「スプレッド1」、2と7の場合は3~6が入るので「スプレッド4」、スプレッドの最大は2とAだった場合で「スプレッド11」となります。
ディーラーがテーブル上のスプレッド数の位置に小さな赤い犬の人形等を置きます。
- 2枚のカードの数字を見て
そのままコール(スタンドというカジノもあります)するか、レイズする。
スプレッドハンドだった場合、プレイヤーはBETに置いた額と同額をRAISEに置いて倍賭けすることができます。
- ディーラーが3枚目のカードを引く
このカードの数字が最初の2枚の間に入っていればプレイヤーの勝ちとなり配当金が支払われます。2枚の間に入らなかった場合(2枚のいずれかと同じ数字も含む)はプレイヤーの負けとなり掛け金は没収されます。
配当
スプレッド1 | 5倍 |
---|---|
スプレッド2 | 4倍 |
スプレッド3 | 2倍 |
スプレッド4~11 | 1倍 |
レッドドック | 11倍 |